2011年の東日本大震災は、被災地はもちろん、様々な形で日本全土、ひいては世界中に大きな影響を及ぼしました。
特に日本国内で起こった大きな問題の一つが、食料や水の問題です。当然、被災地では深刻な欠乏状態になりましたが、公的な救援物資や親戚・知人へ個人的に送る物として、被災地以外でも売り上げが激増しました。
その動きに輪をかけたのが、福島第一原発の事故です。漏れ出た放射能が広範囲の地域で、浄水場の水や農作物などを汚染してしまいました。そのため、被災地はもちろん、首都圏や他の地方などでも食料品やミネラルウォーターなどの買い占めが多発してしまいました。
特にミネラルウォーターについては、全国的に品薄になるという事態は、飲料水を多く必要とする赤ちゃんや小さい子供がいる家庭にとっては、かなり深刻な状況だったと言えます。スーパーなどでの小売店側が、そうした動きに対処するために購入本数を制限し、それがさらに購入者側の不安を煽り、買い占めを激化させる要因の一つになってしまったようです。富田の水のように、品質が良い上に保存もきくミネラルウォーターは、特に需要が多かったようです。
この状況は割りと早く沈静化したものの、今後の災害対策に関しての大きな課題となった事例と言えるかも知れません。
